おすすめNHKアニメ!
NHKのアニメってお堅いイメージがあると思います。
ただそれって逆を言うとストーリーが深いってことで大人でも楽しめるアニメも多かったりします。
今回はNHKのアニメの中でも大人も楽しめるおすすめNHKアニメを紹介。
プラネテス ΠΛΑΝΗΤΕΣ
・放送時期
2003年
・公式サイト
http://www.planet-es.net/index.html
・声優
星野 八郎太
声 – 田中一成
田名部 愛
声 – 雪野五月
ユーリ・ミハイロコフ
声 – 子安武人
・あらすじ
主人公のハチマキは宇宙で働くサラリーマン。
主な仕事は宇宙のゴミ「デブリ」の回収作業。
いつか自分個人の宇宙船を所有することを夢みている。
ゴミ拾いは大事な仕事だと自分を納得させつつ、当初の夢と現実の狭間でこのまま現実を受け入れるか、それとも夢を追い求めるか思い悩む。
・偏見レビュー
これぞNHKの本気アニメ。質アニメ中の質アニメです。
近未来人類が宇宙に進出している設定のSFアニメ作品ですが、戦艦バトルだとか理解不能な専門用語とかはありません。
あくまで世界観がSFなだけであり、テーマとしては夢、努力、挫折、希望、…みたいな若者の将来に悩む青年のお話。
ほどよいコメディもあり恋愛もあり。
ちなみにキャラデザはちょっと今風ではないですし、ヒロインも決して可愛いとは言えないのだけどこの作品はだからこそいいんです。
大人も胸が熱くなるアニメ。必見のNHKアニメです!
獣の奏者エリン
・放送時期
2009年
・公式サイト
http://www6.nhk.or.jp/anime/program/detail.html?i=erin
・声優
ソヨン
声:平田絵里子
トーサナ・ジョウン
声:内田直哉
コルマ・エサル
声:加藤沙織
・あらすじ
獣ノ医術師である母とともに、闘蛇衆たちの村で暮らす少女エリン。
彼女の母ソヨンはその優れた医術の腕を買われ闘蛇のなかでも特に強い<牙>の世話を任せられていた。
ある日、村で飼っていた全ての<牙>が突然死んでしまい、母はその責任を問われ処刑されることとなった。
エリンは母を助けようと必死に奔走するも失敗、母と引き離され天涯孤独の身の上となってしまう。
・偏見レビュー
中世ヨーロッパのような日本のような、どこかわからない国が舞台のファンタジー作品。
エリンという少女の幼いころから大人になるまでを描きます。
前半はエリンの少女時代。ほのぼのエピソードだけかと思ったらまさかの…胸が痛くなります。
後半は、王獣という架空の猛獣とエリンとの絆を描き、そしてそれを見た大人たちが謀略の道具に使おうと悲劇に巻き込まれていくお話し。
児童向けではありますし、架空の動物ではありますけども、命とは…ということを考えさせられるアニメです。
キングダム
・放送時期
第1期:2012年
第2期:2013年
・公式サイト
http://pierrot.jp/title/kingdom/
・声優
森田成一 【信】
福山潤【漂】【嬴政】
釘宮理恵 【河了貂】
日笠陽子 【羌瘣】
・あらすじ
中国の春秋戦国時代を舞台に、大将軍を目指す少年・信と後の始皇帝となる秦国の王・政の活躍を中心に、戦乱の世を描く。
・偏見レビュー
ヤングジャンプで連載中の歴史マンガ原作のアニメ化。
秦の始皇帝の幼年期からの時代背景にした漫画。
三国志や日本の戦国時代をモチーフにした作品は多いですけども、この時代に焦点をあてた作品は少ないので、物語の先が読めず楽しめる作品です。
また主人公は『信』という少年なのですが、この少年の剣の腕前の成長、精神的な成長が描かれていてただの孤児から出世していく姿を見ていると心が熱くなります。
主人公以外にも、超魅力的な将軍たちがいてそれもまた熱い!
ただ一期は3DCGのアニメなので表情にちょっと違和感があってもったいないというか…
ベルセルク2016もそうでしたけど、これだけ迫力のある原作には3DCGはやめてもらいたい。
進撃の巨人アニメだって3DCGだったらあんなに流行らなかったはず。
でもGANTZみたいなアニメなら3DCGがいいはずとかあると思うんです。
CGを否定するわけじゃなくて、その作品にあうかどうかを吟味してほしいですね。
SAMURAI 7 -サムライ7-
・放送時期
2004年
・公式サイト
http://www.samurai-7.com/
・声優
寺杣昌紀 島田カンベエ
朴璐美 岡本カツシロウ
折笠富美子 キララ
斎藤千和 コマチ
・あらすじ
人類は数々の大戦を経て、機械化文明と農耕文明が入り混じった混沌とした時代にあった。
コメの刈り取りの時期に現れてはコメを略奪する野伏せりを撃退すべく、神無村の村人は密かにサムライを雇う事を計画する。
村の水分り(みくまり)の巫女であるキララは自ら願い出て、サムライを探しに出かけるのだが…
・偏見レビュー
なんとなくわかると思いますが想像つくと思いますが7人の侍をモチーフにした作品ですね。
ただ、内容は全然違います。内容というか設定がですね。
ロボットバトルです。
しかしこの古風なサムライと近未来のロボットって組み合わせがまた雰囲気が出ていてカッコいい。
途中ちょっとだれますけど後半にかけてまた熱い展開になってきますので最後まで見るべきです。
GIANT KILLING-ジャイアントキリング-
・放送時期
2010年
・公式サイト
http://www6.nhk.or.jp/anime/program/detail.html?i=giantkilling
・声優
達海 猛
声 – 関智一
椿 大介
声 – 水島大宙
ジーノ / ルイジ吉田
声 – 小野大輔
赤崎 遼
声 – 武藤正史
・あらすじ
プロサッカーチーム・ETUは、かつては日本代表のスター選手・達海猛を擁する人気チームだった。
しかし達海がプレミアリーグに移籍すると人気も実力も一気に低迷し2部へ陥落、達海自身もプレミアデビュー戦で再起不能の重傷を負い、そのまま消息を絶ってしまう。
それから10年、1部リーグへは返り咲いたものの毎年残留争いを繰り広げる弱小クラブに甘んじるETUは、起死回生の策として達海を監督に迎えることを決定。
・偏見レビュー
サッカーをテーマにしたアニメです。
ただちょっと他と違うのが、この作品は『監督を主人公』にしたお話。
日本で伝説的な活躍をして海外サッカーを経験した主人公が、弱小になった古巣のプロサッカーチームの監督に就任して選手たちと一緒に立て直していくお話。
弱小クラブの少年たちが成長していくスポーツアニメは数多くありますが、プロリーグの監督目線のアニメってのは他に類を見ないですよね。
監督目線だとただ戦略だけで熱くなれないんじゃないの?って思うかもしれませんが、そんなことはありません。
この作品のタイトルはジャイアントキリング。直訳すると巨人殺しですが、意味は格下が格上を倒すみたいなスポーツ用語。
圧倒的不利な主人公が圧倒的強者に勝つってやっぱりどこからの視点でも熱くなるわけですね。
3月のライオン
・放送時期
2016年
・公式サイト
http://3lion-anime.com/
・声優
桐山零(きりやま れい)
声 – 河西健吾
川本あかり(かわもと あかり)
声 – 茅野愛衣
川本ひなた(かわもと ひなた)
声 – 花澤香菜
川本モモ(かわもと モモ)
声 – 久野美咲
・あらすじ
これは、様々な人間が何かを取り戻していく、優しい物語。そして、戦いの物語。
主人公・桐山零は、幼い頃に事故で家族を失い、心に深い孤独を負う17歳のプロの将棋棋士。
東京の下町に一人で暮らす零は、あかり・ひなた・モモという3姉妹と出会い、少しずつ変わり始めていく。
・偏見レビュー
珍しい将棋をモチーフにしたNHKアニメですね。
原作は『ハチミツとクローバー』の羽海野チカ氏。
ちなみにハチミツとクローバーって『このマンガがすごい!』ランキングで2006年、2007年と歴代で唯一2年連続でオンナ編で1位をとっています。
まあ、このランキングがまだ浸透していないころだったんで2年連続とれたってのもあるかもしれませんけども。
今は商業的な大人の事情も深く関わるでしょうから2年連続で1位って作品は無理でしょうね。
んで3月のライオンに戻ると、大きく2つのテーマで描かれていて、主人公が将棋という舞台で文字通り命を削るような戦いをしていく中で人間的な成長をしていく部分と、たまたま出会った下町の優しい三姉妹との触れ合いで癒されてく部分とに分かれています。
緊張と緩和じゃないけども、この両方が見事に良いバランスで融合して、老若男女楽しめる作品になっているのかと。
精霊の守り人
・放送時期
2007年
・公式サイト
http://www6.nhk.or.jp/anime/program/detail.html?i=moribito
・声優
バルサ – 安藤麻吹
チャグム – 安達直人
タンダ – 辻谷耕史
トロガイ – 真山亜子
・あらすじ
短槍使いの女バルサは、青弓川に流された新ヨゴ皇国の第二皇子チャグムを救う。
彼はその身に、この世(サグ)と重なって存在する異世界(ナユグ)の水の精霊ニュンガ・ロ・イム〈水の守り手〉の卵を宿していた。
チャグムの母、二ノ妃は、バルサにチャグムを連れて逃げるよう依頼する。
・偏見レビュー
人気のファンタジー小説『守り人シリーズ』をアニメ化した作品ですね。
女の短槍使いバルサが皇太子を警護しながら目的地を目指すお話。
ちなみに綾瀬はるかさん主演で実写ドラマ化もされてますが、こっちは爆死したとか…
原作は未読ですけど、アニメの中のバルサは確かに綾瀬はるかさんじゃないんですよねー。
30歳という設定だし、母のような優しさと厳しさと強さを持つ女性なので、ちょっと綾瀬はるかさんとはイメージが合わないです。
上戸彩さん主演の『あずみ』なんかは精神は純粋で無垢な少女がバッサバッサと切りまくるのでイメージに合ってるんですけどね。
ちょっと話はそれましたが、歴史ファンタジー物という感じですかね。
これもおススメのNHKアニメです。
バクマン。
・放送時期
2010年
・公式サイト
http://www9.nhk.or.jp/anime/bakuman/
・声優
真城最高 – 阿部敦
高木秋人 – 日野聡
亜豆美保 – 早見沙織
・あらすじ
高い画力を持った真城最高と文才と発想に長けた秀才である高木秋人を主人公とし、二人の少年がコンビを組んで漫画家を目指していく道のり・その活動を描く。
・偏見レビュー
原作・大場つぐみ、作画・小畑健のマンガ作品をアニメ化。
ちなみに、このコンビはあの伝説の頭脳バトルマンガ『デス・ノート』のコンビですね。
デスノートといえば、2003年から約3年ほど連載された作品ですが、今でも名を冠した映像化作品が定期的に作られています。
中にはもうデスノートってつけなくてもいいんじゃないの…?って作品もありますけども。
んでバクマン。ですが、デスノートみたいな頭脳バトルではありません。
漫画家のお話。少年漫画家の二人が少年ジャンプ(アニメ内では雑誌名が違いますけど)での人気作家になるまでを描いていきます。
この作品の魅力は、実際のジャンプ漫画家だからこそ知っている裏話的なところでしょうか。
なんとなく描きたいもの作ろうじゃなくて、マーケティングの上で売れるものを一緒に担当と考えていくところなんか面白いですよね。
そして、恋愛要素もありで、ヒロインは人気声優を目指して頑張るというちょっとしたラブコメ要素もあり、漫画家をテーマにしてますが若者の夢を描いた作品ですね。
不思議の海のナディア
・放送時期
1990年
・公式サイト
http://www6.nhk.or.jp/anime/program/detail.html?i=nadia
・声優
ナディア/ ナディア・ラ・アルウォール
声 – 鷹森淑乃
ジャン・ロック・ラルティーグ
声 – 日高のり子
マリー・エン・カールスバーグ
声 – 水谷優子
・あらすじ
西暦1889年、世界中の海で謎の怪獣による船舶遭難事故が相次いで起こった。
その事件によって父親が行方不明になった発明好きの少年ジャン・ロック・ラルティーグは、飛行機コンテストに参加するため、パリ万国博覧会にやってきた。
セーヌ川の岸辺で叔父と共にコンテストに向けて機体を整備していた時、上の道を自転車で走り去る少女、ナディアを見かけ一目惚れする。
ジャンは後を追って行きエッフェル塔の展望台で友達になろうとするが、そこにナディアの持つ宝石・ブルーウォーターを狙うグランディス一味が現れる。
・偏見レビュー
1990年の作品。かなり古い作品ですね。
なんだ古臭いなと思うかもしれませんが、この情報を知ると見てみようと思う人がいるかも。。。
なんとこの作品の総監督は庵野秀明氏。
そう、あのエヴァンゲリオンの監督ですね。
実際今みると古いし元々児童向けなので、物足りないと感じるかもしれませんが、昔ながらのファンタジーアドベンチャーってのは胸がワクワクしてきますね。
MAJOR メジャー
・放送時期
1st:2004年
2nd:2005年
3rd:2007年
4th:2008年
5th:2009年
6th:2010年
・公式サイト
http://www6.nhk.or.jp/anime/program/detail.html?i=major
・あらすじ
本田吾郎(ほんだごろう)、5歳。プロ野球選手の「おとさん」(父)・茂治(しげはる)と二人暮らし。
アニメ「メジャー」は、吾郎がおとさんと同じプロ野球選手の道をこころざし、やがて、メジャー・リーグの選手になることを目指すものがたりです。
・偏見レビュー
野球アニメですね。
めちゃめちゃ長いです。
マンガは 1994年- 2010年。全78巻あります。
アニメも6期まであって、少年時代編からメジャーリーグ編まであります。
ここまで長いと野球を通じて一人の人間の人生を描いた作品と言っても過言ではないです。
1シリーズが25話か26話くらいあるので、気合入れないと見れない作品ですね。
1日12時間くらい見てやっと見終わるのに6日かかります。
ひきこもる正月やGWなどにおススメです。
ログ・ホライズン
・放送時期
一期:2013年
二期:2014年
・公式サイト
http://www9.nhk.or.jp/anime/loghorizon/
・声優
シロエ
声 – 寺島拓篤
直継(なおつぐ)
声 – 前野智昭
アカツキ
声 – 加藤英美里
にゃん太(にゃんた)
声 – 中田譲治
・あらすじ
橙乃ままれの2番目に書籍化されたSF、ファンタジー小説作品。
舞台となるのは、MMORPGのルールが現実化している剣と魔法の世界。
物語は(作中の現実世界で)人気のMMORPG『エルダー・テイル』の有名プレイヤー城鐘恵が、自身のプレイヤーキャラクターである冒険者シロエの姿で、エルダー・テイルに登場する冒険者の街アキバにいることに気づくところから始まる。
・偏見レビュー
小説家になろう小説からのアニメ化作品です。
小説家になろうといえば、異世界ファンタジーですが当然この作品の舞台も異世界ですね。
単なるバトルというよりも頭脳バトルなので、大人も楽しめる作品です。
NHKアニメですから萌え萌えしてないですしね。
ちなみに2期までやってますが、残念なことに作者が脱税で捕まっちゃってますので、続編はないでしょうね。
龍の歯医者
・放送時期
2017年
・公式サイト
http://www.nhk.or.jp/anime/ryu/
・声優
清水富美加
松尾スズキ
・あらすじ
彼の国には龍が棲んでいる──
神話によれば、古の人々との契約により、龍は人を助け、人は龍を助けるという…舞台は “龍の国”。
主人公は、国の守護神 “龍”を虫歯菌から守る新米・歯医者の野ノ子。
かつてない壮大なスケールで描かれる冒険ファンタジー!
・偏見レビュー
日本アニメ(ーター)見本市の作品ですね。
日本アニメ(ーター)見本市とは様々な監督によるオリジナル短編アニメ作品をインターネット配信する企画。
出家騒動で話題になった清水富美加さんが主演声優をつとめています。
ちなみに2017年にNHKが、このアニメを基に長編アニメ化。
作画、演出、BGMすべてのクオリティが半端じゃない。
結構金を使った劇場版作品並みの出来栄えです。
長編と言っても前後編合わせても1時間半ほどのアニメですからこの週末に面白いコンテンツがみたいなと思ったら是非見てほしいおすすめのNHKアニメです。