【みんなのおすすめアニメ】星方武俠アウトロースター
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星方武俠アウトロースター
1990年代最高のアニメといえば、皆さん何を思い浮かべるでしょうか。
私が思い浮かべるアニメは、1998年に放映されたアニメ、「星方武俠アウトロースター」です。
このアニメの魅力は、今も色あせない心躍る物語と、独特の世界観にあります。
星方武俠アウトロースターはいわゆるSFアニメですが、その世界観は私が見たことのないものない不思議なものでした。
SFと超能力、それに中華系の世界観が混じった世界で、腕を生やした船同士が、格闘戦を繰り広げるという、これぞオリジナルとしかいいようのない世界観です。
少なくとも私は、この作品の外伝である星方天使エンジェルリンクスを除けば、こんな世界観の作品を見た事がありません。
この風変わりな世界観が、この作品の魅力の大部分を占めることは間違いありません。
ただし、このアニメは世界観しか能のないアニメではありません。
今まで特に生きる目的のなかったアウトロー、ジーン・スターウインドが仲間と共に大きなお宝である銀河の龍脈を探しにいく、バトルあり、涙あり、笑いありの痛快なアウトロー活劇なのです。
話ごとにギャグ系、シリアス系と作風がけっこう変わりますが、その幅の広さも、このアウトロースターの魅力と言えるでしょう。
このアニメはアウトローが主人公であるという点、SFアニメであるという点から同時期に放映されたカウボーイビバップと比較されることが多いです。
カウボーイビバップと比べてアウトロースターはいまいちだと評価されることもありますが、決してそうではありません。
この2つのアニメはそもそも方向性が違います。
カウボーイビバップはシックさとかダンディズムを重んじるアニメですが、
アウトロースターは名もなきアウトローが一発当ててやるという痛快さを重んじるアニメです。
なのでそもそも求めるものが違うのです。
面白さと痛快さと言う観点において、アウトロスターはカウボーイビバップと、いえ1990年代に放送されたあらゆるアニメと比べて決して劣っていない、私はそう思っています。
今まで見た事もないアニメがみたい、心踊る痛快なアニメが見たい、そう考える人にとって、星方武俠アウトロースターはオススメのアニメです。
船同士が腕を生やして格闘するシーンは、まさに今まで見たことのないシーンと言えますし、アウトローであるジーンが色々な勢力を引っかき回したりしながら宇宙を駆けるさまは、まさに痛快の一言に尽きます。
見るだけで心が躍るアニメという点で、この星方武俠アウトロースターに勝るアニメはないでしょう。
