ストライクウィッチーズの感想、評価
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ストライクウィッチーズ
少し古いアニメですが、2008年の放送のストライクウィッチーズの第1期が気に入っています。
全体的に爽やかで前向きになれるので何度見てもよい作品だと思います。ストライクウィッチーズで気に入った点を紹介します。
全12回にしてはキャラ数が多いというのはありましたが、メインキャラにそれぞれに魅力があって素敵でした。
ストーリーのラストを見てもそうですが、最初から二期以降もやる前提で作られていたと思いますので、ちょっと出番が少な過ぎるかなというキャラがいたのも仕方ないかと思います。
主人公と近い人物がいて後は脇役、というのではなく皆均等に魅力的に作られていたのはすごいと思います。
それを全12回に詰め込んで、ストーリー全体も展開させたわけなので、そこはプロの構成力でしょうか。
そしてウィッチーズ以外の登場人物の脇役度が半端なく、ほとんど魅力が描かれてなかったのもわかりやすくて面白かったです。
主要メンバーは全て女ですが、主人公が少年漫画の主人公的な要素を持っていて、回を追うごとにだんだん認められて受け入れられていくという流れがあったので物語に入り込みやすかったです。
もっと複雑なストーリーでいろんな感情を描く作品が好きな人には物足りないかもしれませんが、最初から最後まで爽やかなのもよいと思います。
■メカや兵器の設定が凝っている
主人公は日本をモチーフにした扶桑という国から出発しますが、日本の空母や艦載機は第二次大戦の直前ぐらいのものと明らかにわかり、もともと軍事ものが好きな人には楽しみやすいです。
こういったリアルさと、ストライカーユニットやネウロイのような全くの非現実がうまく合わさっているのが面白いです。
こういう風に製作者の趣味的なものが作品に出すと、素人がやるとどうしてもダサくなると思いますが、やはりプロが作ったものなのでよくまとまっており世界観に不思議な説得力がありました。
■テーマソングがよくマッチしている
このアニメで気に入ったのは、テーマソングが素晴らしくいい曲で、作品全体によくマッチしていたのも大きいです。
オープニングを歌う石田耀子さんはこのアニメまで知らなかったのですが、聴いていて前向きな気持ちになれる歌です。
動画配信サイトでこの作品を久しぶりに見るというときは、OPを飛ばさずしっかり曲も聴いてから見たくなります。
2016年の秋に新シリーズのブレイブウィッチーズがスタートしますがそちらでも石田耀子さんがOPを歌うようでそちらも楽しみです。
エンディングテーマは主要キャストの声優さんが歌っています。
途中まで気づきませんでしたが、その回にメインで出演をしたキャラの声優さん2人が歌っていて、合計11パターンがあります。
最近の声優は歌が歌えないとアニメに出れないと言われますが、こういうのを見ると本当にそうなんだと思います。
この中で1人でも歌が下手な人がいると作品全体がちょっとレベルダウンしてしまうような気がしますが、そんな心配は不要で、皆歌が上手でした。
このエンディングテーマ全パターンと挿入歌がセットになったCDも発売されていたようです。