ワンパンマンの感想、評価
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ワンパンマン
2015年に放送されたアニメの中で、一番のアニメは「ワンパンマン」だと思います。
元々、決して高いとは言えない画力でありながらも奇抜な発想と高い戦闘描写力で人気を得ていたwebマンガ「ワンパンマン」、
それがアイシールド21の作者である村田雄介先生の作画によってコミック化され遂にはアニメ化にまで至ったのは規定路線であったとすら思えます。
そんなアニメ版「ワンパンマン」が人気が出ないわけがありませんでした。
どちらのマンガ版でも描写されていた迫力ある戦闘シーンはアニメ化されたことにより限りないほどに昇華され、毎回が神作画とまで評価されるほどの人気を得ました。
テレビの前で30分が過ぎてしまうのが本当にあっという間で、これほどまでに時間を忘れてアニメを楽しんだのは実に久しぶりでした。
アニメ化される上で一番心配だったのはサイタマやタツマキなどのデフォルメされた絵の描写でしたが、それも杞憂で原作ファンをして文句の付け所がないほどの再現度でした。
かえって予想外だったのは、フブキがタツマキが想像よりも可愛らしく描かれていたことでしたね。
村田版ワンパンマンの時点で既にこれほどないまでに1オタクである私の心をわしづかみにしてくれた彼女たちでしたが、アニメ版の彼女らの破壊力の高さは抜群。
動きがあることと声がつくことの素晴らしさを改めて思い知らされました。
こうなってくると是非とも期待したいのは2期以降の存在ですね。
アニメ版ワンパンマンはボロスを倒したところでまるでサイタマが敵をワンパンで倒すのを再現したかのごとくあっさりと終わってしまいました。
終わり方としては簡潔で文句も無いのですが、ここまで引きが無さ過ぎると逆に2期の存在をあらかじめ念頭において作られているようで期待してしまいます。
実際これからもストーリーとしてはガロウ編が控えているわけで、2期を作ること自体は特に問題ないでしょう。
問題があるとすれば、原作のストーリーを取るのか村田版のストーリーを取るのかというところです。
原作は常に最新話までチェックしているのですが、村田版は途中でストーリーが変化していっており、この先どのような展開を取るのか実に楽しみなのです。
そういう意味ではワンパンマンの人気が続けば、2期どころか3期、4期と先に進む可能性すらあると思っています。
何時になるかは分かりませんが、ワンパンマンの2期はあるものと個人的には確信していますので、もしまだワンパンマンという名作を見たことが無い方がいるならば
2期が始まる前にすぐにONE村田ワールドに突入することをオススメします。