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十二国記の感想、評価


投稿されたみんなのおすすめアニメレビューを紹介!

十二国記

 

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大人気小説をアニメ化した「十二国記」面白いですよね!

2002年~2003年にNHKBS2で放送されていました。

原作小説は未だ完結しておらず、しかし初めて原作本シリーズが刊行されたのは1990年代初頭ですので、かれこれ25年以上前から続く作品ということになります。

アニメ自体も放映されて十年以上たちますね。

10代~20代前半の方はご存知ないかもしれませんが未だに熱烈なファンが多数存在し、原作の完結を「なんとか生きているうちに読みたい」と待ち望み、叶うならアニメの続きも制作されないかなと期待を寄せる人気の作品です。

やはり面白い作品というのは色あせない。面白いです。

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内容はファンタジーで、良くあるといえば良くある普通の日本の女の子が異世界に行ってしまうというお話です。

さすがNHKというわけではありませんがある種大河ドラマのような「大河ファンタジー」の貫禄がある重厚な作品に仕上がっています。

もちろん原作の世界観もそうであるのですが、音楽もかなり壮大でより物語を盛り上げてくれます。

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特におすすめは39話のエンディングの使い方ですね。

ぞわーっと鳥肌が立ちますよ!あまりの迫力と感動で。

今39話と書いてあるのを観て「39話もあるのか」とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが大丈夫です。

一応最初のシリーズは14話ほどで終わります。

ただしきっとその頃には「次!次の話は!?」となっていること間違いありませんが。

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また原作は読んだことあるけれどアニメは観たことがないなぁという方もいらっしゃるかもしれませんね。

もちろん長い話ですので回によってはやや絵が崩れている回というのも存在してしまうのですが、それ以外は原作ファンも納得の仕上がりかと思います。

むしろあれだけ陽子(主人公)の心の葛藤を書き連ねた、どちらかといえば暗い前半部分をうまくアニメにしてあるというか、場面によってはアニメの方がしっかり表現してくれているなぁと感心する点もあるくらいでした。

そしてそれを可能にしているといっても過言ではないのが「オリジナルのキャラクターの登場」と「根本的な最初の展開の違い」です。

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ここに抵抗があってアニメを観ていない原作ファンもいるのかもしれませんが、むしろこのアニメオリジナルの部分があったからこそこのアニメは成功しているのではないかと思います。

以上、極力ネタバレしないようにここまで書いてきたのですがこれには理由があります。

それは徐々に異世界の秘密が明かされていくあのワクワクをアニメを観ながら味わって欲しいと思ったからです。

むしろこの作品の肝はそこにあると思いますので、もしこの作品に興味を持たれた方は余計な知識を入れずにまずは第一話を視聴してみることをお勧めします。


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