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PSYCHO-PASSサイコパスの感想、評価


投稿されたみんなのおすすめアニメレビューを紹介!

PSYCHO-PASSサイコパス

 

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私が最近見てハマったアニメは『PSYCHO-PASSサイコパス』です。

このアニメの特徴は何と言っても、あの『踊る大捜査線』の本広克行さんが総監督・監修を務めストーリーライターに虚淵玄キャラクターデザインに天野明と豪華なスタッフが関わっていることです。

大のアニメ好きで押井守好きのある本広さんがパトレイバーのようなアニメを作りたいとの企画から始まったものらしいのですが、実際は近未来の警察モノという設定です。

物語の世界はシビュラシステムと呼ばれるすべての人々の潜在的に犯罪を犯す確率を数値化できる監査システムが導入された2100年代の日本の設定です。

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そのシビュラシステムによって数値化された数値(物語内では犯罪係数と呼ぶ)が基準値を超えた人は潜在犯として逮捕・処分されます。

それを担うのが監査官と呼ばれる警察の中でもエリートの犯罪係数が極端に低い人物と、その下で現場で実際に犯人手を下す役目をする執行官と呼ばれる人が、ドミネーターと呼ばれるシビュラシステムと連動した大型銃を用いて、凶悪犯や猟奇殺人犯との争います。

そしてその裏で手を引く黒幕の動きと警察内部の軋轢シビュラシステムの衝撃の正体がストーリーの主な流れです。

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物語の始まりは一人の女の子が監査官として赴任するところから始まります。

この子がこのサイコパスの主人公である「常守朱(つねもりあかね)」です。

彼女とペアを組むのは元監査官である事件をきっかけに犯罪係数が上昇し執行官になり下がった狡噛慎也(こうかみしんや)という人物です。

この2人を中心として話は展開していきます。

このアニメは第1期と2期そして劇場版があります。

それぞれの話は期ごとに完了してはいますが、登場人物や作品の設定が重なるので(主人公は常に常森朱)単作ごとでも楽しめますが、世界観を味わってほしいので第1期からみることをお勧めします。

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第1期は常森朱と狡噛慎也が同僚たちと犯罪者たちを追う中で黒幕である槙島聖護の存在を知り彼との対決の中、狡噛の葛藤と朱の成長がみられるものです。

第2期は少しスピンオフの要素もありますが、1期から2年後の話で朱は昇級し、新たな執行官を束ねています。そこに新たな執行官として赴任する謎多き東金朔也(とうがねさくや)との関係や、新たな敵鹿矛囲桐斗(かむいきりと)との争いを中心とした流れとなっています。

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劇場版は舞台を海外に移し、シビュラシステムを導入した国で起きたテロ事件を捜査するうちにそのテロ組織の手を引いているのがかつての朱のパートナーであった狡噛であることが分かり、朱はその真相を追究するためにその国へと捜査に慄くというのがあらすじです。

猟奇的で暴力的で血なまぐさい描写が多々ありますので小さい子供は見れませんが、全編を通じてキーワードとなるシビュラシステムの仕組みと謎とその成り立ちが判明する回などは興奮すること間違いないです。

本広監督の素晴らしさを垣間見ることができる作品だと思います。


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