サーバント×サービスの感想、評価
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サーバント×サービス
私はあえてここで、アニメ「サーバント×サービス」をオススメさせていただこうかと思います。
サーバント×サービスはWORKING!などの四コママンガで高い実力を持つ高津カリノ先生の同名の作品をアニメ化したもので、アニメ放送時には地味ながらも一定の評価を得たアニメでした。
元々私は高津カリノ先生のファンであったので、サーバント×サービスももちろん読ませていただいていたのですがこの作品がアニメ化すると聞いたときに一番に感じたのは戸惑いでした。
それもそのはずで、アニメ化が決まったときのサーバント×サービスは確かまだ3巻が出るか出ないかという頃。
アニメ化するには原作のストックが不安だったのです。
それに加えて、アニメ化としては題材が弱すぎるような気がしたのも不安要素でした。
とある役所の公務員たちの面白おかしい日常を描いたのがサーバント×サービスで、ルーシーや長谷部、三好、千早といった地味に見えてアクの強い面子によって成り立っている作品であります。
その面白さは高津カリノファンたる自分にはよく分かっているのですが、知らない人からすると「公務員の日常を描いたアニメ」って地味にもほどがあると思いませんか?
まあ間違いなくWORKING!の成功が無かったらアニメ化はされていなかったと思うのですが、製作側もそれは分かっていたようで物語の順番を入替えてまで露骨な人気取りに走ったところは正直笑ってしまいました。
というのもアニメでは2話目に、大きすぎる自らの球体によってルーシーのブラのホックが外れてしまうというシーンが登場します。
しかしこれは原作では相当後のシーンで、高津先生もエロネタというよりかはルーシーの巨乳という特徴を生かそうとして挿入したシーンであると思います。
実際そのシーンを読んでもさほどエロスは感じませんし。
ところがアニメ版では初回のキャラクターたちの自己紹介的のお話の後に、これ幸いとばかりにさっそくルーシーのブラネタを引っ張りだしてきたのです。
確かにルーシーが巨乳であることは最初から強調されてはいましたが、ここまであからさまだと流石に笑うしかありませんでした。
この製作側の工夫が功を奏したのか、あるいは純粋にサーバント×サービスの出来が評価されたのかは分かりませんが、
アニメ版サーバント×サービスも人気アニメと読んで差し支えないほどの評価を得ることが出来て元からの1ファンとしては嬉しい思いです。
1つだけ不満があるとすれば、2期はまず期待出来ないということでしょうか。
アニメはアニメで、これも1つのサーバント×サービスだと思えるような完結の仕方ではありましたが原作の方は少しだけまだ続きが残っているのです。
原作が続けば2期も期待できたのですが、原作も4巻を出したところで完結してしまい話のストックもなくまず2期は期待出来ないでしょう。
面白いネタはまだまだ残っているのでそれだけが残念でなりません。