【みんなのおすすめアニメ】ジョジョの奇妙な冒険

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ジョジョの奇妙な冒険―第3部スターダストクルセイダース―

 

東京ＭＸで放送していたジョジョの奇妙な冒険-スターダストクルセイダースのアニメについて感想を述べさせていただきます。

ジョジョの奇妙な冒険は週刊少年ジャンプで連載されていた漫画が原作です。

私のような昔からの根強いファンも多くいるのではないかと思います。

スターダストクルセーダースは原作でいうと第三部に当たります。

主人公の空条承太郎と仲間がスタンドという能力を発現させて、母の命を救うため、エジプトに潜むＤＩＯという巨悪を倒しにいくというのが大まかなストーリーの流れです。

私は原作の流れを知っていてこのアニメを観たのですが、原作の雰囲気を壊すことなく、アニメとしての質も高い素晴らしい作品でした。

 

この作品で味わえる醍醐味を幾つかご紹介します。

一つには息つく間もなく襲い来る刺客に立ち向かう主人公と仲間の緊張感ある戦いのシーンです。

 

 

主人公と仲間のスタンドの能力はストーリーの最初の方に明かされていくのですが、敵もスタンドの能力を身に付けており、

予想もつかないような攻撃をしてくる敵もいて緊張感を味わうことが出来ます。

 

 

 

どの敵との戦いも印象的なものでしたが、

私が最も印象に残っている戦いの一つは

イギー（主人の仲間の犬）と地獄の門番ペットショップ（ＤＩＯの配下の鳥）の死闘です。

敵のペットショップが恐ろしく手強く残忍で、人間同士の戦いに引けを取らない迫力を演出しています。

 

 

次に作中で随所に描かれる主人公と仲間の友情関係です。

最初は敵同士だった仲間も居ますが、旅の中で絆を深め、仲間を守るための素晴らしい友情関係のシーンが登場します。

敵が強大で主人公と仲間達には苦難が訪れますが、一人の仲間を守るために別の仲間が命を懸ける行動には涙が出てきます。

更には作品の魅力として挙げられるのは舞台となるエジプトの世界観を中心とした旅の物語としての側面です。

 

 

 

常に刺客に襲われて息を付けないストーリー展開ではあるものの、背景に描かれているエジプトの風景は一瞬、視聴者に旅の醍醐味を提供してくれます。

最後に主人公と巨悪ＤＩＯの魅力についてです。

 

 

登場人物は皆それぞれ魅力に溢れていますが、作品を引き締めているのは主人公と最大の敵の存在です。

空条承太郎はどんな苦難に対しても打ち勝つ精神力と強さを持つ人物です。

主人公の敵を打ち破る強さには視聴者の多くが爽快感を覚えると思います。

 

 

 

そして敵のＤＩＯは私が色々なアニメ作品を見てもここまでの「悪」は居ないという人物です。

人の命を何とも思っておらず、ずる賢く知恵が回り、非常に強大な力を持っています。

冷酷無比で合理主義の塊のような強大な敵であるＤＩＯの存在が有ってこそ、作品は独特の緊張感を保ったまま最後の直接対決のシーンで最大の盛り上がりを見せられたのだと思います。

このように心を熱くさせる王道のアニメですので是非、作品の世界に入り込んでみて頂きたいと思います。