おすすめ泣けるアニメ2
人間は泣くことで心の平穏を保っているという話を聞いたことがあります。
特にまだ言葉が未発達の子供なんかはそうなんですが、不満やつらいことがあってもうまく表現できません。
だから泣くのです。それはコミュニケーションのひとつかもしれません。つらい、苦しいということを伝達する手段なのかもしれません。
しかしそれは言葉という手段では発散できないから、泣くという代償行為でストレスを発散して心の平穏を取り戻そうとするわけです。
これが大人には関係ないかと言うとそんなことはありません。
だって、言いたいことも言えないこんな世の中ですから。
言葉で言えない、言ってはいけない方たちは泣くという代償行為で心の平穏を取り戻して下さい。
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
・放送時期
2015年
・公式サイト
http://g-tekketsu.com/
wikipedia
・声優
三日月・オーガス(みかづき・オーガス)
声 – 河西健吾
オルガ・イツカ
声 – 細谷佳正
クーデリア・藍那・バーンスタイン
声 – 寺崎裕香
アトラ・ミクスタ
声 – 金元寿子
・あらすじ
地球圏全体を巻き込む大戦争「厄祭戦(やくさいせん)」が終結してから約300年後のP.D.(Post Disaster)323。新たに4つの経済圏が誕生した地球圏は軍事を司る武力組織「ギャラルホルン」の監視の下で平和を保っていた。しかし、地球圏重視の政策は貧困という形で火星を始めとした圏外圏に降りかかり、主人公の三日月・オーガスを始めとする非正規の少年兵や人身売買される孤児「ヒューマンデブリ」などの社会問題を生み出していた。
そんな中、三日月が所属する民間警備会社「クリュセ・ガード・セキュリティ(以下CGS)」は、火星の独立運動を指揮する少女クーデリア・藍那・バーンスタインの依頼で、彼女を地球圏まで護衛することになる。オルガは仲間の同意を得て傍若無人に振る舞うCGSの大人たちに対しクーデターを決行。組織の名を「鉄華団」と改め、クーデリアの護衛任務を続行する。
・偏見レビュー
今までガンダムを見ていなかった層は、ガンダムというだけで今まで見ていないから、いいやとなってしまうのではないでしょうか?
話にきっとついていけない。
そう思っていることでしょう。
私もその一人でした。今までの作品を全部見るのはさすがにどれだけの時間がかかるのかとか。それを考えたらこの作品もスルーかなーとか思っていたら、とんでもない!
これは絶対にスルーしてはいけない作品。まず、過去のガンダムを見なくても全然問題ない。
というよりも、ガンダムの名前が必要なのか?というくらい過去作品を知らなくても問題ありません。
そしてロボットアニメはちょっと…という方も多いと思いますが、ロボットバトルメインではありません。
もちろんロボットを使ったバトルもありますが、あくまでバトル形式がそれだったというレベル。
エヴァンゲリオンがロボアニメだから苦手というくらいロボアニメがNGであれば視聴はおススメしませんが、そんなことはあまりないと思うので。
このアニメは生まれも育ちのどん底の少年たちが、自分たちの力で自分たちの道をつかみ取ろうとするアニメ。
大人の事情に巻き込まれそうになりながらも、自分たちの理想を貫こうとする姿がとても美しい。
そのために仲間が死んでしまったり、それでも一生懸命前に進もうとするところに涙がこぼれるのです。
甘々と稲妻
・放送時期
2016年
・公式サイト
http://www.amaama.jp/
wikipedia
・声優
犬塚 公平
声 – 中村悠一
犬塚 つむぎ
声 – 遠藤璃菜
飯田 小鳥
声 – 早見沙織
・あらすじ
妻を亡くし、ひとり娘と2人きりで暮らす高校教師が、ひょんなことから教え子の女子高生と3人でごはんを作って食べることに。だけど、3人とも料理はまるでできなくて…。
・偏見レビュー
幼稚園児の子供と父親。母親は病死。
そこに食事が絡んでくるアニメ。
そりゃ泣けますよ。
泣けるファクターが詰まってます。
このアニメは視聴率もかなり高かったようで、深夜アニメに関わらず関西地区で4%を記録したとのこと。
最近はゴールデンのドラマでの10%とれば合格と言われてますから、アニメでしかも深夜と考えると飛んでもない数字。
特にその時間帯は録画して好きな時に見る層が多いですから、実質の視聴者はもっといたことでしょう。
まず声優が最高。
ベテランの中村悠一さん、若手ながらキャリアの長い早見沙織さんの演技はもう言うまでもないことですが、子役の犬塚 つむぎ CV遠藤璃菜さん。
この声優さんのエッセンスが加わったことで最高の泣けるアニメになりました。
ちなみにこの声優さんは、本当に子役声優さん。
子役って結構いかにもって感じの演技くさい演技をする人が多いですけども、つむぎちゃんはとてもバランスが良かったと思います。
父親が一生懸命、幼い子供のために美味しい食事を用意したり、寂しくないように母親役をしたりする姿を見ているとほろりとしてしまうわけです。
特に第1話が一番泣けたなー。
orange
・放送時期
2016年
・公式サイト
http://orange-anime.com/
orange_wikipedia
・声優
高宮 菜穂(たかみや なほ)
声 – 花澤香菜
成瀬 翔(なるせ かける)
声 – 山下誠一郎
須和 弘人(すわ ひろと)
声 – 古川慎
村坂 あずさ(むらさか あずさ)
声 – 高森奈津美
茅野 貴子(ちの たかこ)
声 – 衣川里佳
萩田 朔(はぎた さく)
声 – 興津和幸
・あらすじ
高野苺による日本の漫画。同級生の自殺という「後悔」に苛まれている10年後の自分から届いた手紙をもとに、主人公の高校生たちが自分や未来を変えるために行動していく様を描いたSF青春ラブストーリー.
・偏見レビュー
このアニメに関しては泣かせよう、泣かせようとしてくるのが伝わってくる。
はっきり言ってずるい。
しかし…つい…見ているうちに涙腺が緩んでしまいますね…
未来の自分からの手紙で、後悔を消していくというアニメ。
その後悔というのは、自分自身の恥ずかしい過去とか、中2病的な黒歴史ではなくて、成瀬 翔の死を止めるということ。
翔の死は自殺だったのか?翔を救うことはできなかったのか?
といった後悔を変えていこうとするアニメです。
ただ少女漫画原作ゆえに少しだけ、男性キャラが少女漫画で好かれる男性キャラという性格や仕草をするのでちょっとだけ、男性視聴者からみると気になるかも…
風立ちぬ
・放送時期
2013年
・公式サイト
http://kazetachinu.jp/
風立ちぬ-wikipedia
・声優
・あらすじ
飛行機に憧れている少年・二郎は、夢に現れた飛行機の設計家・カプローニ伯爵に励まされ、自分も飛行機の設計家になることを志す。青年になった二郎は大学で飛行機の設計を学び、関東大震災で偶然出会った少女・菜穂子と彼女の女中を助ける。二郎は二人を気にかけるが、それきり彼女達とは会うことはなかった。
・偏見レビュー
スタジオジブリのアニメ映画。宮崎駿の漫画『風立ちぬ』を原作としています。
このアニメが放送された当時は、泣ける、とてもよかったという反響の中、戦争賛美だとか右翼的だとかそういう批判の声も多くあがりました。
しかし、このアニメを見て戦争賛美だとかいう人は、このアニメをちゃんと見たのかな??とか思ってしまいますね。
まったく戦争賛美していません。
この物語は、お互いのことを無償の愛で慈しみあう二人の夫婦の姿を描いた話。
ネタバレになるのであえて細かく説明しませんが、特に印象深いシーンは、妻の最後の決断のシーン。
この行動や考え方が、相手を思いつつ、そして美しいままの想い出にしたいという古き良き日本人的な決断に胸をうたれるのです。
ここに関しては、旦那の気持ちはどうなんだとか賛否両論はあると思うのですけども、私はこれでよかったのだと思います。
ちょっとだけ大人向けアニメです。
ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース
・放送時期
2014年
・公式サイト
http://www.araki-jojo.com/
ジョジョの奇妙な冒険―wikipedia
・声優
空条 承太郎 cv小野大輔
ジョセフ・ジョースター cv 石塚運昇
モハメド・アヴドゥル cv三宅健太
花京院 典明 cv 平川大輔
ジャン=ピエール・ポルナレフcv 小松史法
・あらすじ
ジョジョの奇妙な冒険第3部をアニメ化。
・偏見レビュー
今さらジョジョをおススメする必要もないことなのですが、やはり泣けてしまうので入れておきます。
ジョジョが少年ジャンプで連載していた所謂ジャンプ黄金期のころは毎週かじりついてみていたおぼえがあります。
基本的には異能力×頭脳バトルそして最後は熱い男のアニメという感じでしょうか。
この異能の力というのも、炎の力とかの自然系から、予知をするとか異次元に飛ばすとか光を移動するとか拳銃を出すとかまあ多種多様。
ジョジョのバトルの面白いところは、敵は自分の能力を最大限に活かす攻撃をしかけてきて、例えば真正面から戦えば主人公に勝てなくてもそのやり方で主人公たちを窮地に陥れるというところ。
そして、主人公たちもただ、力任せに倒すのではなくて弱点やタイミングを自分たちで作って攻撃をして撃破する。
心理描写を含めて非常に面白い。
たまにあれ?その設定って矛盾してないって思うこともありますが、大丈夫。気にしない気にしない。
前半はバトルやちょっとしたギャグが多いですが、後半になってきて、特に最後のボスDIOに近づいてきたところでは熱くそして泣けてきます。
ちなみに私は犬のイギ―が大好きですね。
つみきのいえ
・放送時期
2008年
・公式サイト
つみきのいえ―wikipedia
・あらすじ
水に沈みゆく街にある積木を積み上げたかのような家で暮らす老人を通して、人生というものを象徴的に描く。
アカデミー短編アニメ賞を受賞した初の邦画である。
・偏見レビュー
声はありません。音楽だけ。
一見すると北欧だかそっち系のアニメかなと思ってしまいますが日本のアニメ。
たった12分程度のショートアニメですが、アカデミー短編アニメ賞を受賞した初の邦画というだけあって非常に奥が深い。
イメージとしては鉄拳のパラパラ漫画みたいな感じでしょうか。
説明はないのですけども世界観自体がちょっと面白くて、水に沈みゆく街があって家が沈み始めたら今の家の上に新しく積み木みたいに家を乗っけてそこで一人で暮らしているおじいさん。
そのおじいさんが大事にしているパイプを海中に落としてしまい拾いに行きます。
そこで前の家での想い出が一つ一つ蘇っていくというお話。
絵のテイストや、鉛筆っぽい感じの陰影の具合がいい雰囲気を出しまくっています。
号泣することはないアニメですが、しんみりとしてくるアニメ。
東京喰種 トーキョーグール√A
・放送時期
2014年
2015年
・公式サイト
http://www.marv.jp/special/tokyoghoul/
・声優
金木 研(かねき けん)
声 – 花江夏樹
霧嶋 董香(きりしま とうか)
声 – 雨宮天
芳村(よしむら)
声 – 菅生隆之
四方 蓮示(よも れんじ)
声 – 中村悠一
月山 習(つきやま しゅう)
声 – 宮野真守
・あらすじ
現代の東京を舞台に、人の姿をしながら人肉を喰らうことで生きる怪人達「喰種」(グール)をテーマにした作品。コンセプトはダーク・ファンタジーとなっているが、サイエンス・ファンタジーの要素もある。
・偏見レビュー
東京喰種 トーキョーグール√Aは、アニメオリジナル、いわゆるアニオリってやつです。
このアニオリってやつは、基本的に評価が低い。
原作ファンからは特に、余計なことをという感じで叩かれます。
当然本作も基本的にあまり評判が高いアニメではありません。
一期は概ね原作通りなので、2期も期待していたのに…という声が多いようです。
しかしというか、そもそもD.Gray-manなんかもそうですが原作が読みにくい。
好きな人は良いのでしょうけども、内容がわかりづらい。
東京喰種はアニメの方が話がすっきりと理解できて非常に良いですね。
また、このアニメオリジナルのトーキョーグール√Aも仲間を護るために、葛藤してグールとして強くなっていくけども、
それでも仲間が死んで行ったりと切なくなるわけです。
91days
・放送時期
2016年
・公式サイト
http://91days.family/
91days-wikipedia
・声優
アヴィリオ
声 – 近藤隆
ネロ
声 – 江口拓也
コルテオ
声 – 斉藤壮馬
ヴァンノ
声 – 小野大輔
フラテ
声 – 西山宏太朗
・あらすじ
朱夏制作による日本のテレビアニメ。禁酒法時代、マフィアが牛耳る街「ローレス」。そんな街に住む少年・アンジェロは、ある日マフィアによって両親と弟を皆殺しにされる。それから7年後、アンジェロはアヴィリオと名を変え暮らしていた。ある日、アヴィリオの元に届いた差出人不明の一通の手紙を受け取ったことで復讐のためにローレスへと舞い戻る。
・偏見レビュー
ハードボイルド系アニメです。
最近のアニメの中ではかなり好きな部類です。
アメリカ禁酒法時代の話なので、バッカーノとかにも近いかもしれませんね。
まあ、この話はバッカーノみたいなファンタジーはなくて、親兄妹を殺された主人公が復讐を遂げにマフィアに潜入して…というアニメです。
マフィアVSマフィアのゴッドファーザー的な要素に、主人公に情報をくれるのは一体?というミステリー的な要素もありで、かなりおススメ。
ただ見る人を結構選ぶアニメでもあるかもしれない。
基本的には全編を通して暗い雰囲気だし、救いがある話でもない。
萌えキャラは全く出てこないし、ラノベ的なツッコミもなし。
映画や海外ドラマであってもよさそうな内容。
好きな人は必ず大好きになるちょっと大人向きアニメ。
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